海外エンターテイメント大好き Candj’s blog

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Netflix配信中【ハリウッド】ネタバレ感想 差別を乗り越えた感動のサクセスストーリー

こんにちは!キャンディDJです

今日はNetflix配信中【ハリウッド】をご紹介したいと思います。

「Glee」や「POSE」を製作したライアン・マフィーが制作ということで、両ドラマの大ファンの私はこのドラマとても楽しみにしてました!

 

ハリウッド黄金期1940年代を描いた作品で、業界の裏側、人種差別、ジェンダー問題など扱っておりとても興味深い内容でした。

とても面白くて、全話アッという間にみてしまいました!

 

最初の方は業界で行わていた裏の闇など、ショックな出来事が立て続けに起こります。

しかしラストにかけて感動ストーリーになっていき、最終話は号泣でした。

 

差別を乗り越え、夢を叶えた人たちはまさにハリウッドドリーム!!

多くの人が共感できると作品だと思います!

 

では詳しく解説していますので、最後までお付き合い宜しくお願い致します。

 

 

ハリウッドあらすじ

夢と希望にあふれる第2次世界大戦後のハリウッドで、成功を追い求める俳優や映画製作者たち。その胸に抱くのは、何を犠牲にしてでもかなえたい大きな野望。

引用元 Netflix公式サイト

ハリウッド | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

更に補足すると、 映画配給会社エース・スタジオが大手配給会社として初の黒人女優を主役にした映画を上映するまでの道のりを収めた、サクセスストーリーです。

 

キャスト

ジャック役 

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俳優の卵でなかなか仕事にありつけず困っていたところ、アーニーというガソリンスタンドを経営している男と出会い仕事を勧められます。

 

ジャックはそこで働くこととなりますがガソリンスタンドは表向きで、裏では買春を斡旋所を行う場所でした。

最初は結婚しているジャックは仕事を断わりましたが、妻の双子の妊娠が発覚し、お金がどうしても必要になり身体を売る仕事を始めます。

 

そしてそのお店にお客様として来ていた、エーススタジオを経営している妻エイヴィスに出会いジャックは気に入られます。

 

そのエイヴィスとの出会いから、ジャックは映画俳優への道が開くことになります。

 

レイモンド

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エーススタジオで働く若手映画監督。

見た目は白人だが、フィリピン人の母を持ちアジア人の血が入ってる事を隠していることに罪悪感を感じています。

 

そんなコンプレックスから、黒人の恋人カミールを主演にした映画を作ろうと考え映画界に革命を起こそうと幹部に頼み込みます。

 

カミール

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優秀な女優ですが、黒人であることから与えられる役はいつもメイドばかり。

有色人差別にうんざりした女優生活を送っています。

 

恋人のレイモンドに次回作の映画を、黒人女性を主役にした作品を作って欲しいと提案します。

 

アーチー

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同性のお客の相手が出来ないジャックが、同性愛者のたまり場で見かけたアーチーを仕事にスカウトし一緒に売春の仕事を始めます。

 

黒人で同性愛者という不利な立場で脚本家を目指しているアーチーですが、匿名で送った脚本が評価され次回作の映画に抜擢されます。

 

ガソリンスタンドにお客として来た、俳優のロイと恋に落ち夢は心境に変化が表れます。

 

ロイ

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同性愛者で俳優を目指すロイは、大物マネージャーヘンリーに気にいられます。

しかし同性愛者でもあるヘンリーからセクハラを受け精神的に悩みます。

しかし俳優としてスターになる為耐え抜き、ヘンリーのいう通りにします。

 

しかしアーチーと出会い、真剣に恋に落ちた事によりその考えは間違えだったと気づき、やがてヘンリーから自立するようになります。

 

ヘンリー

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エーススタジオの敏腕マネージャー

ヘンリーも同性愛者で、ロイの弱みに付け込み性的な要求を求めます。

 

人として、問題ありですがヘンリーから拒絶され後考えを改め直します。

 

エイヴィス

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エーススタジオを経営者の妻のエイヴィスは、夫が倒れ経営を任される事になります。

 

しかし夫が復帰した際直ぐに仕事を任せてもらえなくなり、不満を感じます。

 

クレア

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エイヴィスの娘で、女優の卵。

差別の多い映画会社にうんざりしている心優しい女性。

 

自分に真っすぐ生きる、ジャックに恋に落ちて後に結婚します。

 

ディック

エーススタジオの幹部で、一番の敏腕社員。

同性愛者である事を隠しているが、自分らしく生きたいとカミングアウトすることを決心します。

 

感想

セクハラ、人種差別など業界の闇

前半はセクハラや人種差別が生々しく描かれており、衝撃的な内容の連続でした。

ハリウッドの裏世界は本当に恐ろしかったです。

 

しかし映画を製作にとりかかるくらいからトントン拍子に事が進み、最終的には悪人もすっかり良い人に変わるハッピーエンドな結末は、少し拍子抜けしてしまいました。

 

とはいえその時代に黒人女優を起用した映画を上映するまでは大変な苦労があり、その様子は生々しく描かれています。

映画の撮影中キャストの家が放火にあったりと、様々な嫌がらせがありましたが命がけで映画製作を心みるキャストの団結力には感動でした。

 

黒人女優カミールも、撮影中いたずら電話や撮影現場のボイコットなど様々な試練があり見ていて辛い物がありました。

実際にこうやって、人種差別に戦った俳優が沢山いたんだろうなと思うと胸が苦しくなりました。

 

同性愛、ジェンダー問題

そして同性愛やジェンダー問題についても、沢山触れております。

エンターテイメント界は今でこそ同性愛者の人が堂々と活躍できる時代ですが、当時は隠していくのが当たり前で、バレたら仕事ができなくなる時代だったんですね。

 

交際を公表したアーチーロイも殺害予告にあったり、仕事が回って来なくなるなど

相当な苦労もありながら自分を隠すことなく堂々と生きる姿は感動的でした。

 

あと最近もまだハリウッドで問題になっている男女格差についても、感じられる場面がありました。

 

エーススタジオの経営で一悶着あったエイヴィスですが、仕事を任せてもらえない悔しさを夫に訴えるシーンは印象的でした。

最終的には共同経営を任せて貰えて良かったですよね。

 

最初は寂しさから男娼を買っていたエイヴィスですが、経営を任せられてからはキラキラしていましたね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

このドラマ最大の魅力は俳優達の演技力ではないでしょうか。

それぞれがキーパーソンとなるので、どの役者さんも存在感があり見ごたえたっぷりでした。

 

映画製作の裏側を描いた作品でしたがメッセージ性も強く多くの人に勇気を与える作品だと思います。見た後ハッピーになれるドラマですね。

(ちょっと後半は、出き過ぎな気もしますが・・)

 

そして色んな差別があったことは、決して忘れてはいけない事ですよね。

まだまだ差別が多い世の中ですが、こういった映画やドラマから学ぶことは大事なことではないでしょうか。

 

1話50分ほどで、7話なのでサクッと見れる作品なので多くの方に見ていただけたらなと思います!

 

 

では本日はこの辺りで失礼致します。

最後までお読み頂きありがとうございました!